冬は寒さが厳しくなるほどに、暖房の使用時間も長くなります。またお風呂もすぐに冷めてしまいますので、家族がお風呂に入る時間帯によっては追い炊きを何度も行う必要が出てきます。

結果的に冬場は光熱費が高くなりがちです。快適に暮らすためには仕方のない支出なのですが、光熱費が高くなりすぎると出費が増えて困ります。冬場の光熱費を少しでも下げるためのコツについて紹介していきます。

窓から暖かさを逃さない

温められた空気は窓から逃げていきますので、窓の断熱効果を高めることで光熱費削減に役立ちます。具体的な方法について紹介していきます。

窓をリフォームする

窓にもいろいろな種類があり、窓によって断熱効果が大きく異なります。家計に余裕があるならば窓をリフォームするのも手段のひとつです。窓のリフォームによって冷房効率も高まるため、夏場の光熱費削減にも役立つからです。

断熱効果が期待できる窓もいくつも販売されているのですが、窓が2重や3重になったタイプは暖かい空気を逃がさず暖房効率を高めてくれます。

ホームセンターなどで販売されている断熱シートは、窓の断熱効果を高めるのに役立つグッズのひとつです。

窓ガラスに直接貼り付けることで、温かい空気が逃げにくくなるのです。よく梱包材などで使われているぷちぷちも、同様の効果が期待できるのです。

光熱費を節約する方法のひとつに、家電の買い替えも挙げられます。

近頃は省エネ性能が強く求められるようになり、家電メーカーも省エネ性の向上に力を入れています。

数年経過した商品は機能的にも劣っていますし、省エネ性も低いものがほとんどです。まだ使えるからと思わず、思い切って省エネ性の高い家電に買い替えるのも、光熱費削減効果を高めるための手段になります。

製品によっては年間の電気代が数万円単位で変わってくることもありますので、長い目で見ると電気代がお得になるのです。

冷暖房で使用することが多いエアコンは消費電力が多いですから、買い替えしたい家電のひとつになります。

特に冬場は稼働時間も長くなりますので、それだけ多くの電気を使用することになるからです。

冷蔵庫も買い替えを検討したい家電のひとつになります。冷蔵庫は24時間365日常に動いている家電ですので、消費電力も高いのです。

最近の冷蔵庫は大型でも消費電力が少ないものが多く出回っていますので、10年以上前の冷蔵庫を使用されている方は買い替えを検討してみましょう。

冬は体を温めるために温かい物を食べたり、お風呂を温めたり、追い炊きしたりとガスを使用する機会が増えてガス代も高くなってしまいます。そこでガス代を節約する方法についても紹介していきます。

住んでいる地域によっては難しいかもしれませんが、現在使用しているガスの種類を変更することでガス代節約になることがあります。

もしもプロパンガスか都市ガスかを選択できるのであれば、都市ガスを選んだほうがガス代を安くできます。

冬は特にお風呂で使用するガス代が高くなりがちですので、お風呂の使用法を見直してみましょう。

まずはお風呂のふたを見直してみることです。ふたの種類によって断熱効果が変わってきますので、ふたを変えるのもおすすめです。

また100円ショップなどで販売されている銀色の断熱シートをお風呂に入れて、その上からふたをするとお風呂のお湯が冷めにくくなるのです。

家族が多いと難しいかもしれませんが、できるだけお風呂に入る時間を立て続けにすることが追い炊きを減らすことになるのです。

シャワーの使用時には思っている以上に湯量を多く使っており、それだけ多くガス代がかかることになってしまいます。

節水効果のあるシャワーに変えることで、ガス代だけでなく水道代の節約効果が期待できるようになります。

”キッチンの整理術”についてもまとめていますので、こちらもどうぞ　▶散らかったキッチンを整理する断捨離テクニック