屋根裏リフォーム

物を収納する場所が足りなくなってきた、もう一部屋あったらなと思うことがあるでしょう。そのような時は増築を検討するかもしれませんが、増築はリフォーム費用もかかりますので、簡単に決断できません。

そんなとき検討したいのが屋根裏のリフォームです。今までデットスペースだった場所を有効活用することで新たに収納や部屋として使えるようになります。屋根裏リフォームの注意点や費用など、屋根裏リフォームについて紹介していきます。

屋根裏という場所の特性を知っておく

新築で家を建てるときや建売住宅を購入するときに、屋根裏部屋が既に作られているケースも少なくありません。

屋根裏をリフォームして部屋や収納場所として有効活用するときは、屋根裏の特性をよく理解したうえでリフォームするようにしましょう。

屋根裏収納について

使用頻度が少ない物を収納しておくのに屋根裏収納は便利ですが、しかし屋根裏は大人が立ち上がると頭がぶつかってしまうくらい、天井が低く十分な高さがないことがほとんどです。

そのためそこに物を収納するときも大きな物や背の高い物は置けないことが多いのです。

またあまり重たい物も運び入れにくいですから、収納できるものも限られてくるのが現状です。

若い時は屋根裏収納を使うのもそれほど面倒には感じないかもしれませんが、年をとってくると次第に屋根裏収納を使用するのが億劫になってくるのです。

階段が急こう配

屋根裏部屋に上がるための階段は普通の階段と比べて急こう配となっていることが多く、上り下りのときに危険を伴います。

そのためその階段を上って荷物を運び入れるのも簡単ではありませんし、お子さんが上り下りの時にケガをしてしまう危険性も考えられるのです。

温度に注意

屋根裏部屋はあまり風通しがよくないため、夏場はかなり温度が上昇します。そのため収納してある物が暑さと湿気で傷みやすくなる危険性が高くなります。これらの屋根裏の特徴をよく理解したうえでリフォームを行わないと、不便を感じるでしょう。

断熱材をしっかり選ぶ

屋根裏は風通しが悪いため、夏は暑く冬は寒くなりがちです。暑さ寒さ対策として断熱材を入れるのがおすすめです。

断熱効果をアップさせる

天井や屋根からの熱の出入りは意外と大きいため、断熱材を入れることで室内の冷暖房効率を大きく上げることにつながるのです。

特に築年数がかなり経過している古い住宅では、断熱材自体が入っていないことが多いですから、屋根裏リフォームの際に確認してもらいましょう。

屋根裏の断熱材選び

屋根裏の断熱方法は主に2通りあり、天井断熱と屋根断熱に分けられます。天井断熱は施工面積が小さいため施工方法が簡単で費用もかからないのが特徴です。

屋根断熱では一般的に天井断熱と同じグラスウールやロックウールが断熱材として使われています。こちらは施工方法が難しいため、経験豊富な業者に依頼するのが適しています。

業者選びのポイント

屋根裏リフォームを検討したときに、業者選びも重要視したい大切なポイントになってきます。業者選びのポイントについて紹介していきます。

まずは見積もりをとってみる

屋根裏リフォームを請け負ってくれる業者のほとんどがホームページを持っていますので、そこからある程度の情報収集ができるようになります。

しかしホームページだけを見てもメリットやアピールポイントしか書かれていませんので、業者の良し悪しを判断するのは難しいのが現状です。

そこでまずは気になる業者をピックアップしてから、見積もりをとってみるのです。見積もりをとるとリフォーム費用の相場も把握できるようになりますし、それぞれの業者の対応などもわかるようになるからです。

口コミも参考にしてみよう

リフォーム業者の口コミがネット上で見つかると思いますので、それを参考にするのも手段のひとつです。

実際に業者を利用された方の意見や口コミは、良い点だけでなく悪い点もかかれていますので参考になります。

 

”賃貸と持ち家”についてもまとめていますので、悩んでいる方はこちらもどうぞ ▶あなたはどっち派?賃貸と持ち家のメリット・デメリットを比較